◇皇紀2662年のりういちニュース◇


皇紀2662年11月24日 ソード・ワールドRPGに再評価の動き

 ソード・ワールドRPGが、この頃見直されてきているもようです。
 ソードワールドといえば、日本で最も多く売れているRPGとして知られています。  92〜94年ごろにその人気は最盛期を迎え、「ソードワールドしか知らない」というプレイヤーも決して少なくありませんでした。
 当時のコンベンションでは、ソードワールドしか知らないというプレイヤーが、ソードワールドを遊ぶためだけに参加することも珍しくなく、それができなかったりすると帰ってしまったり、他のゲームのマスターに無言の圧力をかけてソードワールドのテーブルにさせるということもありました。
 そのため、主に国産ゲームを遊ぶ『右翼ゲーマー』の最旗手として知られるようになり、「ロードス島戦記」と併せて『ソードス教』なる言葉も誕生しています。
 D&Dなどの海外作品で遊んできた古参ゲーマーの一部には、リプレイで展開されるようなライトタッチのファンタジーを嫌い、レビューで酷評したり、ソードワールドをメインに遊ぶプレイヤーやグループSNEを露骨に攻撃する動きも見られました。

 今でも、ソードワールドは広く遊ばれ続けています。
 もちろん、これにはいくつも理由があります。
 第1に、文庫という形を取ったため、全国の書店で入手可能だったことがあります。
 第2に、6面体の、つまり普通のサイコロ2個があれば遊べるという準備の簡単さも見逃せません。
 第3に、ファンタジーのリアリティを一部無視してでも、ゲームとしてのシステムの簡略さに徹し、理解度と完成度を高めているということ。
 そして第4に、シナリオ集やリプレイなどの豊富な周辺展開が、プレイヤーに遊び方を提供し続けていることなどです。

 1996年末に完全版が発売された後も、「スタートブック」「Q&Aブック」という形で、文庫版に対するフォローが続けられています。
 そして現在でも、文庫のルールブックは再版され続けています。
 価格は当初の560円から720円に値上げはされましたが、近くの古本屋に行けばすぐに100円で手に入ります
 12月28日に発売されるD&D 3rdのプレイヤーズハンドブックと比較すると、実に58分の1という低価格です。
 草の根の指標のひとつとしては、同人活動も広く行われていて、同人誌即売会でTRPGの同人誌を調べると、ソードワールドのリプレイ同人誌が長らく不動の地位にあるのも注目です。

 そんなソードワールドですが、近頃はコンベンションでもめっきりマスターの数が減ってしまいました。
 この要因は、TRPGのプレイスタイルが「プレイヤー間の協力」から「個人のロールプレイ重視」へと、移行が進んだためと考えられます。
 それは、キャラクターが『行えることと行えないこと』の変遷であるともいえます。

 D&Dに代表される『クラス制』では、キャラクターが行える『行為』は、そのままゲームのシステム上で「できる」「できない」に直結していました。
 キャラクターの『ロールプレイ』は、「クラス」という制限の上に成り立っていて、クラスで出来ないことはロールプレイでも不可能だったのです。
 そこで、「クラスで出来ないこと」を補うために、違うクラスのキャラクターとの相互協力を必要としました。

 一方、『ロールプレイ重視』のシステムでは、キャラクター個人のロールプレイを高める手段としてのルール構築に重点がおかれています。
 こちらでは、キャラクターのロールプレイ、つまりキャラクターができる行為を絞り込み、より明確にし、深度を深めるためにルールが存在していきます。
 そして、ゲームシステムそのものが規定する「目的」が存在し、その範囲内でキャラクターが動き、ロールプレイしていくという形になります。
 特定の目的のためにデザインされたルールですから、汎用性は低くなりますが、その分ゲームとしての深みは増していくという算段です。

 そんな『ロールプレイ重視』ゲームが多く発売されている現在。
 それがTRPGの『壁』を高くしはじめていることに、皆さんはお気付きでしょうか?
 『ロールプレイを重視・支援』するための様々なルールが、実際に遊ぶプレイヤーに対して、決して少なくない負担になってはいませんか?
 例えば、ゲームの背景世界を説明することに時間を費やし、それが理解できないと次に進めない場合。
 例えば、キャラクター作成の手順が増え、あまつさえルールブックの構成が悪いとどこに何があるのかが分からなくなる場合。
 プレイヤーが実際に遊ぶために必要な手順が増えて、消化不良のまま実戦投入させられても、たいした結果は得られるはずがありません。
 『ロールプレイ重視』のシステムでは、ルールの筋道を踏んでいれば、誰でもそれなりの「ロールプレイ」ができるようになっていますが、それはルールがデザインされた『目的』のために、キャラクターがシステムにロールプレイさせられているという穿った味方もできます。

 そういった背景の中、ソードワールド再評価の兆しが出てきました。
 まず、大抵のゲームに比べて、比較的キャラクターが作成しやすいです。
 ルールがシンプルで統一的にまとめられているため、最初のちょっとした取っ付きにくさを乗り越えれば、後は楽にルールを使いこなせていけます。
 キャラクターにはお仕着せの『ロールプレイ』が求められないため、マスターもキャラクターの為にロールプレイの場を無理やり作る必要がありません。
 そのため、『ロールプレイ指向』のシステムよりもプレイやシナリオの汎用性が広く、いったんプレイヤーがノッてしまえば、もともと軽くなるように作られているマスターの負担はさらに軽くなっていけます。
 ルールブックが安く入手できるのは先に書いた通りですが、それがプレイヤー同士のルールの相互理解を助けることにもなっています。
 同じファンタジーRPGの『●●●●・●●・●●●●』が、プレイヤーもマスターも全員ルールブックを熟知していないと、まともに遊ぶことすら難しいのとは好対照です。

 先日、より簡単に遊べるようにデザインされた『ソード・ワールド カードRPG』も発売されました。
 店頭や書店であまり見かけないところを見ると、早くもなかったことにされるような気分ですが、ソードワールドには小説やリプレイを呼んでいるだけの、潜在的なユーザーが数多くいるので、その人達がTRPGに足を踏み入れるための土台として、こういうものが用意されるのはもっと評価されていいと思います。

 また、ソードワールドを使用したキャンペーンも、プレイした人は多いと思います。
 神奈川のコンベンションでは、今年2月からソードワールドを使ったオープンキャンペーンを展開していて、毎回参加者が殺到するほどの盛況ぶりだそうですが、残念ながら12月で最終回とのことです。
 こういった企画にも対応できる知名度は、もっと活用されてもいいと思います。

 バーチャルRPGボーイりういちは、これからソード・ワールドRPGでTRPGに踏み出そうとする皆さんを応援しています。


皇紀2662年10月25日 顧客番号

 昨日、僕の黒幕のところに、いつも使っている同人誌印刷所からダイレクトメールが来ました。
 ダイレクトメールと言っても、いろんな案内や広告がつまっている封筒モノです。
 問題は、その宛名を印字したシートにありました。








 ・・・これは単なる偶然なのでしょうか。

 ごめんなさい。
 黒幕によれば、今年の冬は利用できないそうです


皇紀2662年10月15日 第4回TORGオンリーコンベンション開催

 今日からあなたも企業忍者!ごきげんよう、りういちです。

 皇紀2662年10月14日、東京都の東板橋体育館にて、第4回TORGオンリーコンベンションが開催されました。
 日本語版が発売されてから今年でちょうど10年になりますが、今回も日本の各地から、ハイロードたちの侵略から地球を守るために、多くのストームナイト参加者たちが馳せ参じました。



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イラストは速水螺旋人さんです



 『TORG』を知らない方のために、まずはこのゲームの概要をご紹介します。

 これから、あした、あさってかも知れない近未来の事です。
 地球と異なる考え方や物理法則を持った多次元の世界から、これまた考え方や物理法則の異なる人(?)達が現れ、地球を浸食し始めます。
 地球の自転がいったん止まり、地球の人達が大混乱になっている時に、別次元の人達は、地球のあちこちを自分達の環境に無理やり変えてしまいました

 グレートブリテン島や北ヨーロッパの周辺は、光のペラ・アーディネイ闇のユーソリオンがはてしなく戦うファンタジー世界『アイル』になりました。
 ここでは鉄砲や自動車が使えないものの、魔法や奇跡は日常的になっています。

 北米大陸の一部は霧と密林に覆われてしまい、バラク・カーがエディーノスと呼ばれるトカゲ人を操る原始世界『リビングランド』に変わりました。
 非常に原始的な世界で、生命のない物質は存在できませんが、ラナーラへの信仰による強力な奇跡が良く見られます。

 アフリカ大陸のエジプト周辺では、スパイダーマンやスーパーマン、キャプテンアメリカといった「パルプ・ヒーロー」の敵役達が、Dr.メビウスの下に怪しい技術怪しい魔法でド派手な事を繰り返すコミック世界『ナイル帝国』が成立しました。

 西ヨーロッパのフランス周辺国では、教皇ジャン・マルローがサイバーウェアとゴッドネットを駆使して、暗黒宗教で民を支配する『サイバー教皇領』となっています。

 日本と中華大陸の一部、そしてカリフォルニアは、巨大企業カナワ・コーポレーションが世界市場を相手に経済戦争を繰り広げる『ニッポンテック』に密やかに支配されています。
 カナワのボスは金輪龍一、あるいはNo3327と呼ばれているらしく、陰謀や裏切りが大好きだそうです。

 東南アジアには、ヴィクトリア王朝時代の文化がやってきて、『オーロシュ』と呼ばれています。
 しかし、その実態は絶大な恐怖を備えるゴシックホラーの怪物達が、日々残虐な行為を行っているのです。

 そして、この世界を支配するゴーントマンこそが、地球侵略の首謀者なのです。

 別次元の侵略者たちは『ハイロード』と呼ばれます。
 そのハイロードはなぜ地球にやってきたのでしょうか?
 それは、地球にあふれる『可能性』(ポシビリティ)と呼ばれる資源を求めているからです。
 ハイロードたちは、地球のポシビリティを吸い尽くして、生死を超えた究極の存在"TORG"になる事が目的だったのです!

 侵略者はそれだけにとどまりません。
 戦争をする事に喜びを覚えるトリガーハッピーたちや、宇宙から来た永劫の神々なども、次々と地球のポシビリティを奪いに来ています。

 しかし、地球側も黙ってはいません。
 侵略を受けた地球人や、侵略者がもともと住んでいた世界にいた人達の中に、ポシビティの存在を信じ、かつ正義の為に使う事ができる人達がいました。
 彼らまたは彼女たちは、地球や自分達の世界をハイロードの侵略から守る為、敢然と戦っているのです。
 違う物理法則の干渉で起きるリアリティの嵐から生まれたヒーローたちを、人は『ストームナイト』と呼ぶのです!

 このように、TORGはプレイヤーがポシビリティを扱えるヒーロー『ストームナイト』となり、異世界の侵略から地球を守る為に戦うRPGです。

 TORGには3大特徴があります。
 1つ目は、自由度の広さです
 TORGでプレイできないキャラクターはほとんどありません。
 地球(コアアース)の傭兵、英雄的政治家、アイルの聖戦士、アマゾネス、リビングランドのトカゲ戦士空飛ぶヒトデ、ナイル帝国の普通のヒーロー、タフヒーロー、変身ヒーロー、空飛ぶヒーロー、マッドサイエンティストインチキ魔法科学者、サイバー教皇領のネットウィザード、メカ老人、ニッポンテックのビジネスマン、武道家、企業忍者浪人、オーロシュの執事、オカルティスト、狂人狼男、麻布十番のセーラー戦士などなど。
 これらはほんの一例で、その気になれば簡単に作成する事もできます。
 もちろん、マスターが新たな侵略者を作ることだってOKです。

 2つ目は、カードを使ったドラマティックプレイです。
 プレイヤーが、さまざまな効果が書かれたカードを使用する事で、より強力な効果を得たり、サイドストーリーに絡めることができます。
プレイヤー同士でカードを交換することもできるから、よりドラマティックな結果を生むことだってあります。
 最後に、豪快な戦闘シーンです。

 20面ダイスを振るだけで、普通の戦闘ではヒーローが雑魚を蹴散らし、ボス戦闘では苦境を乗り切りつつ、溜めた力とカードで一気にボスを粉砕してしまいます
 キャラクターが戦闘能力に乏しくても、「間合い」「威圧」といった精神的な攻撃でサポートすることができ、時には物理的攻撃よりも遥かに強力です

 こういった自由度の広さとダイナミックなプレイが、現在でも多くの人達を魅了し続け、原版発売元のWEST END GAMESも幾度なく危機に晒されながら不死鳥のごとく復活しています
 また、既に絶版となって久しい日本語版が、何者かの陰謀によりネットで高価で取引され続けているのも、その人気を示す一端でしょう。


 前置きが長くなってしまいました。
 今回登場したゲームマスターは、しゃあみさん(初心者対応卓)、ずずずさん、ありまさん、天秤座の童虎さん、まゆげ犬さん、夢幻軌道さん、なゆたうつほさん、赤石さんの皆さんでした。
 このうち、夢幻軌道さんと赤石さんは残念ながら不成立になってしまいました。
 シナリオの傾向としては、半分近くのテーブルが宇宙に行ってしまうシナリオでした。
 ちなみに、去年は半分近くがホラー世界『オーロシュ』を舞台にしていたことを考えると、特定の世界で戦うという予定調和でも働いていたのでしょうか。

 それでは今回、僕が参加したテーブルのストーリーをご紹介します。

 プレイヤーは、サイバー教皇領の疲れた戦士、コアアースの傭兵、コアアースの武道巫女、アイルの誉れ高き騎士、そしてニッポンテックの元サラリーマンの面々でした。
 ヒーロー(プレイヤーキャラクター)たちはアイルランド解放軍の一員で、サイバー恐怖政治に支配されている地域から、重要な光ディスクを奪ってきました。
 そのディスクを持って、フランスからドーバー海峡トンネル(総延長44km)を通り、ファンタジー世界『アイル』の光の支配が及ぶロンドンに向かうのが今回のシナリオです。
 スタート地点から2時間後には、サイバー教皇のサイバーナイト大隊が迫っていました。
 トンネルの正面は塞がれていましたが、巧妙に隠された側道を100mほど進むと、本道に入ることができました。

 ここからは、トンネルを1km進むごとに、各プレイヤー持ち回りで遭遇があるかをチェックし、もし遭遇があった場合、マスター特製のランダムエンカウント表を振って、どんな奴と遭ったかを決めることになります。
 したがって、サイコロを振るプレイヤーの皆さんは自然とサイコロをする手に力が入りました。

 今回の逃避行で、いったんどんな遭遇があったでしょうか。

  • 2km:サイバー教皇の第2世代ゴスポグ(半植物の生体兵器)3体。
    ヒーローたちのサイコロの目が良く、ショックダメージの蓄積でダウンさせた後に通過しました。


  • 5km:マンティコア1体を発見し、遠距離射撃で瞬殺


  • 20km:奥からうなり声のような音がします。
    それは、世界の間でリアリティの衝突により巻き起こるリアリティストームなのでした。
    ヒーローたちは嵐の力が弱まったところを見計らって突破します。
    すると、それまでコンクリートのトンネルだったところが、天然の岩窟のような光景になりました。


  • 21km:フォモール(悪い巨人)が、ヒーローの目の前の壁を吹っ飛ばして攻撃してきます。
    しかし、戦闘シーンでヒーローに『高揚』の効果がもたらされて、あっけなく撃破されました。


  • 25km:メイン(類人猿みたいなもの)18匹に遭遇。
    横道を大回りして回避しました。


  • 30km:道が厚い壁で塞がれていました。
    横、上、下と回り道が見つかり、ヒーローたちは下をくぐります。
    すると、そこにはドワーフたちのコロニーがありました。
    ヒーローはドワーフたちと交渉して、通行量替わりにナイトスコープを渡し、さらに、ウージーサブマシンガンを日本製だと偽って交渉した結果、ヒーリングポーションをもらうことができました。


  • 31km:回り道の出口には、ドラゴニス・メタリカ(金属好きでドワーフと仲の良いドラゴン)のねぐらがありました。
    ドラゴンはいろいろと食べたい金属を言ってきます。
    武道巫女が1円玉(アルミ)を差し出すと、ドラゴンはもっと食べたいといってきました。
    そこで、元サラリーマンがドワーフの技術者を連れてきて、持ち物の中にあったモデム付きノートパソコンでアルミの製錬方法を呼び出してプリントアウトします。
    ドワーフにそれを渡し、ドラゴンとドワーフがいろいろ話し合っているところをヒーローはすり抜けていきました。


  • 33km:氷の蛮族が7体現れます。
    しかしまたもヒーローに『高揚』がもたらされて瞬殺


  • 35km:マンティコアが一体。
    またも『高揚』で瞬殺されます。


  • 39km:遠方に、ゴブリン・ドワーフ・トロール・スケルトン・フォモールといった、明らかに不自然な集団が見えました。
    回り道を探すと、1km戻ったところにあることが分かり、ヒーローたちは1km戻ることにしました。


  • 38km:道を戻った先にいたマンティコア2体を退治して、ドワーフの隠し通路を抜けます。
    しかし、なぜかその狭い道のなかにフォモールが1体いて、騎士がタイマンで倒して通過します。


  • 41km:道の中央に、御影石の台座があり、なぜか日本刀が1本ささっていました。
    巫女が抜くと、抜いた先から光が広がっていって、後方の集団が騒ぎになります。
    ヒーローたちは42km地点まで走って逃げたのでした(因みに、これは巫女の『個人的利害』カードの影響でした)。


  • 43km:突然、ファイアーボールの先制がヒーローを襲います。
    その奥には、炎の怪物グレーターバルログが待ち構えていました。
     バルログには普通の武器は効きません。
     さらに、かまいたちの怪物「ファイティング・ワールウィンド」やスケルトンまでも召喚していきます。
     怪物たちの圧倒的な力に苦戦しながらも、ヒーローたちはためていた力を合わせ、巫女の日本刀と騎士の聖剣がそれぞれ渾身の一撃を炸裂させます。
    ヒーローたちの協力により、グレーターバルログは炎とともに消え去りました。


  •  トンネルを出ると騎士たちが出迎えに来て、ヒーロー一行は無事にロンドンにたどり着いたのでした。

     TORGは最後の戦闘が長く熱いので知られていて、閉会式の時点では1テーブルしか終了していませんでした。
     これは別段珍しいことではありません。
     それだけ、ラストの戦闘(ドラマティックシーン)は白熱するのです。
     また、TORGには熱狂的なファンが少なくなく、マスターの天秤座の童虎さんに至っては、お手製のルールレジュメや特製のストームナイトシールを参加者にサービスするといった大盤振る舞いを見せていました。



     また来年も、ヒーローたちの熱く激しい、侵略から地球の守るための戦いがみられることを、僕は切に望みます。

     バーチャルRPGボーイりういちは、『偉業』カードを発動させるために必死にポシビリティやカードをため込むヒーロー=ストームナイトたちを応援しています。


    皇紀2662年9月17日 キャラクターシート供養

     9/15は敬老の日でした。
     そして、9/23は秋分の日です。
     9月の祝日は、時を重ねた人達への感謝と尊敬を込めたものです。

     ところで、TRPGの世界でも、お亡くなりになる人達はいっぱいいます。
     それは、使われなくなったキャラクターの皆さんです。
     昔は、キャラクターは大事に扱われたものでした。
     サークルやキャンペーンで継続して使われるキャラクターたちは、ちゃんとしたファイルに入れられて、いつでも眺められるようにされていました。
     プレイ回数を重ねるうちに、キャラクターシートはダメージや持ち物の変更やメモ書きなどで、鉛筆と消しゴムで汚されていってしまいます。
     それでも、いくら消しゴムでこすっても消えない筆跡や、鉛筆の筆圧でへこんだ紙のボロボロ具合などが、そのキャラクターの冒険の勲章にもなっていました。
     さらに大事にするプレイヤーさんだと、使い込んで汚くなったキャラクターシートから、プレイ仲間の検分のもとに、新しいキャラクターシートに『生命』を移し替えてあげたりもしていました。

     ちょっと昔のゲームサークルのオープン例会やコンベンションでは、ひとつゲームのテーブルができると、プレイヤーさんが自分のファイルの中から、マスターの提示したレベルに適したキャラクターを出して、マスターに使っていいかどうかをチェックしてもらっていたものでした。
     マスターさんは、プレイヤー参加が提示したキャラクターのレベルが合わなかったり、パーティのバランスがとれなかったりすると、代わりにその場でキャラクターを作成してゲタを履かせていくという方式で、キャラクターのレベルの均一化を図っていたものです。
     そうやってコンベンションだけで育っていったキヤクターもいたほどで、それキャラクターも愛着が沸いてきたというものです。
     昔はそういうおおらかさがありました。

     しかし、いつの頃からか、コンベンションでは『キャラクター持ち込み不可』ということでプレイヤーの公平化を図ることが多くなりました。
     こうして、一回限りのキャラクターだけが量産されて、大量消費されていくことになっていくのです。
     ゲームの世界では『その世界での一人の生命ある存在』なのに、ゲームが終わるとハイそれまでよと捨てられていくことになるのです。
     特にFEAR系のゲームでは、キャラクターシートの他にレコードシートなどの『余計な紙』が多く、これも用済みになるとパッと捨てられることになります。
     さらに、プレイヤーに配るチャート類なども、マスターが回収するのならともかく、プレイヤーに渡しても後日見ることはほとんどないので、部屋の肥やしになるのは必然です。

     こうして消費され続けるキャラクターを、皆さんはどうしていますか?
     せめて針供養のように、キャラクター供養というものをやってみるのもいいと思います。
     コンベンションで使われたキャラクターシートをまとめて、「あぁ、このキャラクターではこんなことがあった」などと思い浮かべながら、丁寧にたたんでいきましょう。
     そして、燃えるゴミに出すのは不憫ですから、新聞や雑誌と一緒に古紙回収に出せば、キャラクターシートは新聞紙や再生紙として生き続けていくでしょう。

     そう、あなたがおシリを拭いているその紙も、かつてキャラクターシートとして、TRPGでの『生命』が宿っていた紙のパルプが混ざっているのかもしれません…。


    皇紀2662年9月12日 妖魔綺譚

     しばらく更新できず申し訳ありませんでした。
     僕も色々と忙しいのでそのあたりは察して下さい。

     8月31日に、スザク・ゲームズから『深淵』の7つめのサプリメント「妖魔綺譚」が発売されました。
     「予定にあるものは出ない」「予定のないものは突然出る」という、いかにも深淵らしい、ひっそりと発売された感があります。
     しかしながらこのひっそりとした感じが、逆にこの本の意味するものを表すともいえます。
     「出そうで出ない、ババァのメンスとアトリエサード」よりは健全に思えます。

     さて中身ですが、かつて●●●●●・●●●●●に連載されていた「FSGI出張版」の記事を再構成したものが中心になっています。
     これで、深淵の2ページだけのために●●●●●・●●●●●を買うハメになったいた人には、その努力が報われたということになります。

     深淵のシナリオでは、強大な魔族や龍との対決、策謀や陰謀の駆け引き、自らを縛る運命との対決といった、どちらかといえば大味なストーリーが多勢を占めていました。
     しかし、テンプレートの中にある「少年」「農民」「母親」といった一般ピープルは、よほどの事がない限りこういったシナリオには顔を出してきません。
     そして、力のある傭兵や騎士、魔道師ばかりがキャラクターに選ばれ、マスターが一般ピープルをキャラクターに指定した時には、何かの運命をあらかじめ付けられていたりするのが普通でした。
     そのため、戦闘力もなく、これといった特徴のない一般ピープルは、『深淵』の中ではプレイしにくいテンプレートとして位置付けられるようになってしまいました。
     今回の「妖魔綺譚」では、比較的力の弱い魔族や妖魔(今回、「魔族」と「妖魔」の違いが明確に定義されました)との遭遇の物語が、吟遊詩人の語る夢物語という形で紹介されています。
     一般ピープルが、日常の中から出てくる非日常的なもの、つまり魔族や妖魔との不思議な遭遇が、短めのストーリーとなって12と一つ描かれています。
     戦闘系キャラクターなら一撃で屠り去ってしまうくらいの弱さなので、むしろ弱いキャラクターの方が、話を楽しめるというものです。
     また、紹介されている中には、話が失われてしまった魔族のデータものっていますので、そこから新たなものを紡ぎだす事も容易でしょう。

     そして、デザイナーズ・ノートにて、『深淵』の第2版を作成することがはじめて明文化されました。
     実際に発売されるのは2004年頃と言われていますが、この後のサプリメント「四方往来」「モーンの魔道書」も控えていますから、まだまだ深淵の火は消えずに済みそうです。


    皇紀2662年7月27日 テーブルトークカフェ

     バーチャルネットゲーマー・カラコラム13歳さん、プレオープンおめでとうございます。

     皆さんは、喫茶店でTRPGを遊んだことがあるでしょうか。

     10年以上昔、TRPGのサークルが遊ぶ為の場所を確保するのは大変なことでした。
     ファミコンブームやドラクエフィーバーの頃、TRPGのサークルが公民館などを借りようとして、利用目的を「ゲーム」や「RPG」と告げると、「子供は外で遊びなさい」とか「ウチはハミコン置いてないよ」などと言われてニベもなく断られることも珍しくありませんでした。
     そこで、サークルはアレコレと知恵を絞り、「演劇の練習」「地質研究」など、それらしい目的や偽サークル名を駆使して部屋を借りていました。
     「ロールプレイングゲーム」はダメでも、「ロールプレイング」ならOKという施設もあったことが、「ゲーム」という言葉の魔力を感じさせてくれます。

     TRPGは言葉を使います。
     身振り手振りや筆談といった補助的手段もありますが、基本は言葉による会話です。
     会話で口を使うと、そのうち喉が渇いてきます。
     人間が声を出す器官の声帯には、喉を震わすために十分な湿り気が必要です。
     そのため、喉を潤すのと気分転換のため、適度な水分補給が欠かせません。
     何しろ、人間の体内の70%は水分で、そのうち3%が失われただけでも脱水症状が現れる危険が出てきます。
     10%失われると死んじゃいます
     また、「テーブルトーク」という接頭詞が付いていることからも、ルールブックを初めキャラクターシート、筆記用具、サイコロや小道具などなどを置くためのテーブルが必要です。
     それも、ゲームマスターとプレイヤーの人数分のスペースが十分確保できるくらいの大きさでなければなりません。

     ただし、平らなテーブルに置かれてないと困るのはサイコロだけです。
     サイコロがなければ、他は何かで保持して、記入できる利便があれば良いとも言えます。
     1993年の宿泊イベント『たかまぁ亭』ファイナルにて、僕は立ちながら●ー●●ー●◎●●をプレイデモンストレーションしている集団を目撃しました。
     プレイヤーも●ー●ーも、首掛けのボードの内側にキャラクターシートや判定用のトランプを保持していて、会場内をみんなでふらふら移動しながら遊んでいる、まさに野良●◎●●とも言える異様な光景でした。

     このような例外を別とすると、長居ができて、適当に広いテーブルがあって、安価に喉を潤すことができる場所とくれば、喫茶店かファーストフード店に白羽の矢が立てられるのは必然といってもいいでしょう。
     しかし、喫茶店は基本的にお茶や軽食をいただく所です。
     最初の注文だけとって、その後2・3時間も席を占領され、しかも周囲の迷惑になる理解不能な音量を垂れ流されたのでは、店側としてもたまったものではありません。
     そういうグループだと分かっている連中には、店側は一昔前の漫画喫茶のように、30分くらいを目安にて追加注文を聞きに来たり、連中のいるテーブルに向けてクーラー攻撃を仕掛けるなどの無言の圧力をかけるのが常道でした。
     以前、喫茶店で「混沌の渦」をキャラクターメイキングから始めたグループは、周囲の一般ピープルからの怪奇の視線にさらされるのが一番の恐怖だったと語っています。

     また、喫茶店はサークルのごく普通の打ち合わせの時にも使われます。
     特にコンベンションの企画となると、長々と話があっても決定する事項は遅々として進まないのが常です。
     昼前からシャノアールに集まったコンベSTUFFが、まず全員でランチセットを食し、3時頃になると糖分補給でケーキと紅茶をつまみ、審議事項が終わりに近付くと半数の人間が締めにビッグパフェを注文して、会計の後にサイゼリヤへ夕食に行くというのもごく当たり前でした。
     コレを大の大人が5人も6人もやっていたのですから、売り上げはともかく異様な光景なのは間違いなく、そーゆー連中は真っ先に店の奥の指定席にご案内されていたのでした。

     マクドナルドなどのファーストフードレストランも、TRPGのスペースとしては使えないことはありません。
     僕が千葉県のコンベンションに行った時、帰りにみんなが近くのファーストキッチンで早めの夕飯を取っていたら、そのコンベンションのSTUFFがお食事もそこそこにソードワールドのマスタースクリーンを広げてセッションを始めたことがありました。
     近頃まで、ファーストフードでも喫茶店でも、トレーディング・カードゲームのプレイの場として有効に機能していましたが、こちらはあちこちにプレイスペースがある専門店ができたことと、学校や路地裏でもすぐに遊び相手が見つかるくらいに普及したこともあり、別に喫茶店にまで行く必要もなくなりました
     特に都市圏のファーストフードで長居をしていると、店員さんが追い出しにかかるようになっていますし。

     僕の経験では、TRPGでの飲み物は甘くなく、炭酸のないものが好まれているようです。
     甘いと口がベトつき、炭酸があると対面のプレイヤーにリアルなブレス攻撃をしてしまうからでしょう。
     そういうことから、お茶系や天然水の類いがテーブルの上に並んでいることは想像に難くありません。

     ところで、TRPGに造詣の深いお茶屋さんがあるのはご存じでしょうか。
     ティー・コーディネーター熊崎俊太郎氏の紅茶専門店「カフェ イエスハウス」です。
     熊崎氏は東京の三田に店を構え、普通の喫茶店の他にオリジナルブレンドやティーメニューなども手掛ける多彩ぶりを見せています。
     TRPG関係では、スザク・ゲームズの朱鷺田祐介氏の計らいで「Tokyo深淵CON」で参加者にお茶をサーブしてくれていたのをはじめ、JGC「朱雀茶房」を開きました。
     アトリエサード方面では、「TRPGサプリ」誌上にてスザク・ゲームズ代表作『深淵』の「12とひとつの星座」にちなんだティーレシピを紹介なさっています。
     熊崎氏のカフェでTRPGをテーマにした濃密なティーパーティーを開催したこともあります。
     特記事項としては、アトリエサード編集の岩田恵さんが女の子を出産された時に、名前に由来した「マユリ」というブレンドを調製されたとのことです。

     前置きが長くなってしまいました。
     これまで、TRPGで白い目を向けられないのはカラオケボックスとラブホテル位でしたが、この度、TRPGが堂々とできるカフェがオープンすることになりました。
     その名は「テーブルトークカフェ・Daydream」。
     以前、パソコン通信の草の根BBSが流行っていた時代、誰かが実験的にTRPGカフェを開催していたとは聞きましたが、まさか本当に生業にする人が出てくるとは思いませんでした

     このTRPGカフェを立ち上げたのは『有限会社ティーアールピージータイム』という所です。
     社名は安直な気がしないでもないですが、この方がかえってストレートで分かりやすいと思います。
     偶然でしょうか、このカフェがオープンする場所も「タイムビル」というそうです。
     「ティータイム」「コーヒータイム」といったように、『○○タイム』というネーミングは割と食べ物系に多いようです。
     例えば、以前ケント・ギルバートが社長をやって潰れたファーストフード・タコスの店は『タコタイム』でした。
     渋谷・原宿・六本木などでトルコのファーストフード「ドネルケバブ」を売っている『ドネルタイム』。
     100円ショップ「ダイソー」のお菓子コーナーの定番には、韓国製のクッキー『ポテトタイム』が並んでいます。
     『タイム』という言葉には、そのために特別な時間を取ることへのオマージュが込められているのかも知れません。

     会社概要を見ると、資本金が300万円(商法で規定されている最低の金額)で、社員が4名。
     しかも社長は女性です。
     これまでTRPG関係の女社長といえば、かつての迷作『イサー・ウェン=アー』を発売したトレジャーハウスの山本ひかり氏と、現在は主にカードゲームの企画などで奮戦されているORG大貫ひろみ氏位でした。
     社員は4人、資本金を頭割りで一人75万円用意したとしても大変な努力だったしょう。
     その4人の社員=店員の紹介も載っていますが、まさにこれぞベンチャー!な紹介文が期待させてくれます(何を?)。
     TRPGの情勢は緩やかに上昇の気配を見せているとはいえ、この不況下に新規事業を立ち上げるのは至難の業で、まさにTRPGのベンチャービジネスと言えます。

     場所は東京の上野、都心に近い場所でありながら江戸下町の雰囲気がしっかりと残っている場所です。
     JRだと東北本線の御徒町、地下鉄だと銀座線の上野広小路、大江戸線の上野御徒町から、それぞれ近い距離にあるということです。
     内装も画像が上がっていて、各テーブルの間には遮光スクリーンが下ろされるようになっています。
     このスクリーンには防音効果も期待される所です。

     気になる料金ですが、正式オープンの際には、プレイヤーは1時間500円
     インターネットまんが屋よりちょっと高いくらいに設定されています。
     しかし、普通の1セッションが1時間で終わるわけがなく、プレイヤー一人当たりの時間単価を恐らく3時間から4時間位に見ているのではないでしょうか。
     そうすると、当日カフェに来ているマスターがどれくらいの時間でシナリオを終わらせられるか?を見極める必要が出てくるのですが、これは店員さんの方でも配慮してくれることを期待しましょう。

     また、半年5000円、年間8000円の会員制度もあります。
     ちょっと高めですが、半年分のうち3000円は保証費ということで、退会時にまとめて返却されるようです。
     ここで重要なのは、このカフェでゲームマスターをしたい場合には、会員登録をしなければならないということです。
     いろんなコンベンションを放浪している流れのゲームマスターが、ちょっとプレイヤーの腕試しにマスターしてみるというようなことはできなくなっています。
     店側としては「マスターの傾向や質の統計管理」の面で有効に機能します。
     会員になると、会員優先の「プライオリティセッション」があり、スタンプカードで4時間無料のチケットが出たり、店内のライブラリーで様々なTRPG資料の閲覧ができたり、セッション開始時に1ドリンクサービスがあるといった特典も多いので、プレイヤー専門の方にも会員登録を勧められるようになっています。

     他にも、サイコロやミニチュアといったグッズの貸出や、恐らくはTRPG関連と思われる物品の販売なども行われるとのことですが、資料やグッズの提供をボランティア的に募っている所がベンチャーのつらさを感じさせるのが残念です。

     いよいよ7/28からプレオープンが始まるTRPGカフェ。
     メインオープンの後、この店はどうなっていくのでしょうか。
     注意深く、そして暖かく見守っていこうと思います。

     バーチャルRPGボーイりういちは、テーブルトークカフェ・Daydreamを応援しています。

     追記:Daydreamについては、既にだいす6面体さんが紹介されていますので、そちらも見て下さい。


    皇紀2662年7月13日 コミケカタログ発売

     コミックマーケット62のカタログが発売されました。
     今回は書店売りが2300円で、厚さが33mmあります。



     8/9,10,11の3日間のうち、TRPGは8/10の東3ホールということになります。

     今回、TRPGで参加されているのは総計297サークル+α
     ジャンルコード305 (ゲーム電源不要&オンライン)は、全部でおよそ696のサークルが参加されていますから、全体の約42.7%がTRPGになります。

     ちなみに他のジャンルを見てみますと、UOやPSO やラグナロックなどのオンランイゲームが197サークル(28.3%)、ウォーゲーム(メイジナイト含む)・ボードゲーム・カードゲーム類が85サークル(12.2%)、PBMが31サークル(4.5%)、トレーディング・カードゲーム(モンスターメーカーリザレクション含む)が84サークル(12.1%)でした。
     このパーセンテージで全体を足すと99.8%になるので、これでまずまず正確な値だと思います。

     TRPGのサークル全体を見回してみると、ソードワールドとGURPSの根強い人気が続いています。
     300 近いTRPGサークルのうち、ソードワールドは46サークル(15.5%)に過ぎませんが、配置で見ると、オ31からオ53まで、島列片側の半分近くにソードワールドのサークルが並んでいます。

     またGURPSは、ルナル・妖魔夜行(百鬼夜翔)・リングドリーム・ドラゴンマークといった製品から、多種多様なオリジナル世界を作りやすいこともあり、34サークル(11.4%)がエ42bからエ59aに布陣しています。
     日本で1番目と2番目に売れているTRPGシステムの同人が多いのは至極当然と言えます。
     ちなみに、TORGはたったの5サークルでした。
     とても残念です。

     ところで、今回少数のTRPGサークルが、本来オンラインゲームの列であるはずの『Z列』に配置されるという珍事が発生しました。
     Z02a「RPG正規軍」さん、Z02b「南郷亭」さん、そしてZ03a「備前屋百貨店さんです。
     この3サークルとそれぞれ独創的な内容の作品で知られ、しかもそのうち2つは僕の黒幕の知り合いだったりもしますが、備前屋の備前伸光さんは「隔離されたのか?」と不思議がっていました。

     これが人気や集客の問題などを勘案した意図的なものか、それとも単なる偶然なのかは定かではありません。
     しかし、2001年のスーパーコミックシティでは、「真・女神転生TRPG」のサークルがなぜかプレイステーションの方の女神転生ブースに配置されていたこともありましたから、そう珍しいものではないです。
     またD&DとAD&Dが別々に分けられていたり、かと思えば『TRPG120%』の「 FORTUNE」さんと『不死身文庫』の「隠密突撃隊」さんが並んでいて、特に後者はマジメ路線な同人雑誌とTRPG社会コケにしまくり系という、対極の位置にあるサークルが隣同士になっているのもチェックポイントです。

     このように、いろいろと配置の方も苦労なさったようで、カタログの265ページに、配置担当の方のコメントが寄せられています。

     今回の配置作業期間に結婚式の予定も重なり、かなりキツイ思いをしました。
     配置にミスなど内容に努力しましたが、もしもありましたら……
     ごめんなさい。。。


     何はともあれ、後1か月を切りました。
     参加されるサークルの皆さんも、委託で本を出す皆さんも、当日熱射病でぶっ倒れることのないように、余裕を持って本作りにスパートをかけましょう。

       バーチャルRPGボーイりういちはコミックマーケットを応援しています。


    皇紀2662年6月7日 ●●●●●●●●

     本日、ゲーム・フィールドより、サポート誌『●●●●●・●●●●●』の別冊『●●●●●●●●』が発売されました。
     特定の題材に的を絞った別冊としては、『●●●●の●●』『●●●●の●●』『●●●●●●!』に次ぐ4冊目となります。



     石田ヒロユキ氏の表紙を見る限りでは、とてもメカニックなものを想像できませんが、右の女性の服装と、左の女性が持っている●●●●●●●●●から、『エンターブレイン発売ミリタリー・ファンタジーRPG』を材に取っていることが分かります。
     その後のメカは、83ページにある新型●●●●●●●●『●●●●●●●●●』の頭部の拡大と思われますが、拡大し過ぎで何だか分かりません
     これがメカメカしたものに抵抗がある人への配慮なのか、それとも「詳しいことは買って中を見ろ」と訴えかける戦術なのかどうかは知りません。
     しかし、『メカニック』を前面に出しているにもかかわらず、一見して何の関係もない『ゲーム・フィールド発売現代超常能力RPG』リプレイの見出しが、本のタイトルの次に大きい見出しになっている所に、僕は哀れみを禁じずにはいられません。
     できる限り多くの人を取り込まなければならない努力に、このTRPG世界の狭さと閉鎖性を思い返したのでした。


     表紙はこれくらいにして、中身を見ていきましょう。

     最初はメカニック座談会『メカニクスの在る地平』
     FEAR/ゲーム・フィールドの鈴吹太郎社長、『天羅万象』で大出世した井上純弌氏、そしてモンコレTCGなどで大活躍され、TRPGにも作品が多い石田ヒロユキ氏の鼎談になっています。
     「TRPGにメカニックをどのように、どの分量で使っていくか」、「メカニックを見せて、記号化させる資質」、「メカニックがゲームデザインにもたらすもの」など、短いながらも洞察力を書き立てられる内容になっています。
     ゲームのサポートに興味がない人は、この記事だけに1575円払っても良いのではないでしょうか。

     なんと、次のシステム別記事はメカニックとは程遠いものです。
     繰り返しますが、『メカニック』を前面に出しているにもかかわらず、一見して何の関係もない『ゲーム・フィールド発売現代超常能力RPG』こと●●●●●●だけで、実に44ページ、全体の37.9%を占める分量になっているのは異常です。
     そうでもしなければ116ページの内容を支えられなかったのでしょうか。
     メーカー自ら「大人気」と評した作品ですから、その人達にもメカニックをついでに見てもらえれば、という観点が伺えます。

     まず、先日発売されたサプリメント『●●●●●●●』を舞台にしたリプレイが、キャラクターの作成からシナリオの終了まで、たっぷり32ページも使われています。
     「●●●●●●」という●●●●●●●●●に侵された人物が、復讐のために町を崩壊させようとするシナリオで、PCたちはその阻止に立ち向かうことになります。
     軽く目を通してみましたが、このリプレイの一体どこがメカニックなのでしょうか

     次に、シナリオの作り方と10個のシナリオフックが2ページずつ。
     さらに、突然転校してきたキャラクターが出てくるシナリオで、ここでようやくメカニックを匂わせる部分が現れてきます。
     やはりライターの方もかなり苦労されているのでしょう。

     次は『エンターブレイン発売現代風ファンタジーRPG』こと●●●●●●●●です。
     このゲームは、美少女ゲーム誌『E-LOGIN』、通称『エログイン』でリプレイが連載されている、最近の人気作でもあります。
     ここでは、キャラクターの主武装であるところの『●』がメインで、新しく追加された●や、追加の改造オプション、さらに玉石混淆の機能オプションが掲載されています。
     そのあと、ダンジョン形の比較的簡単なシナリオと、FEAR作品の例に漏れず、正誤表と質疑応答が小さめの文字で載せられています。

     4番目は『エンターブレイン発売ミリタリー・ファンタジーRPG』こと●●●●●●●で、ここでようやく「メカニック」な内容になってきます。
     ルールの完成度が高く、また●●●●●・●●●●●本誌でのサポートが割と多めらしいのためか、内容はシナリオと追加データにまとめられています。
     シナリオですが、キャラクター達の母艦●●●●●に運ばれる新兵器を扱ったものです。
     しかし、その新兵器を使ってもう一つの陰謀も動こうとしています。
     キャラクターは敵と陰謀を阻止できるでしょうか?

     追加データの方は、●●●●に付ける追加装備品(●●●●●●●●と呼ばれます)、新型機体、その機体の骨格となる追加●●●●●●●●●●が収録されています。
     この追加データにより、キャラクター(の乗った機体)は水中での戦闘も可能になりました。

     特徴的なのが、追加の●●●●●●●●と●●●●●●です。
     83ページ上段にある●●●●●●●●「●●●●●●●●●」は、足の代わりに高機動スラスターを付けたもので、主武装が長距離レーザー砲になっています。
     イラストをみると、まるでMS-21C「ドラッツェ」MSA-0011Bst「Sガンダム(ブースター装備型)」のようです。
     これだけの高機動機にもかかわらず、なぜ飛行用装備「●●●●●●●」を付けていないのかが不思議でならなかったのですが、読み返してみると●●●●●●●●●●で飛行可能でした。
     さらに問題は、どこをどう見ても、着地用のデバイスが見受けられないということです。
     脚部のブースターユニットは先鋭化していますから、地面に突き刺さるという選択肢はありますが、敵方には「活動している限り着陸することができない」というものもいるので、それなりに解決はされているのでしょう。
     ページ下段の●●●●●●「●●●●●●●●●●」は、なぜか近接戦闘用の腕を付けられた機体で、接敵していない状態から空中で敵をぶん殴って一撃離脱ができるステキなモノです。
     その姿も、まるでツインビーかスフィンクスのようで、とても分かりやすいものになっています。

     そして今回の目玉が、シナリオでも登場した新型機体「●●●●」と専用武器「●●●●●●●●」です。
     何しろ、この本の中で唯一、2ページぶち抜きで掲載されています。



     …誰がどう見ても『新世紀エヴァンゲリオン』第五話「決戦!第三新東京市」ですが、僕はことぶきつかさ『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム』にあったアナベル・ガトーがゲルググに乗って巨大なビームライフルを持つ漫画の方を想像しました。
     巨大なキャノンで一発ぶっ放すというのは、思春期以降の男の子なら誰でも持っているロマンだと思うので、ここは大目に見てあげましょう。
     なぜかこのゲームだけ説明が詳しいですが、僕も一応ガンダム・マクロスな世代だし、この記事がなければ僕は本そのものを買っていなかったので、その辺はご賢察下さい。

     5番目は『ゲーム・フィールド発売サイバーパンクRPG』●●●●●●・●●●●●のシナリオです。
     テログループのアジトから、ある女性をLIVING or DEADしてくるというものです。
     こちらももともとルールブックが膨大なルールとデータ量で、長く遊ばれ続けてきたこともあって、シナリオのみになっています。

     6番目は『ゲーム・フィールド発売アーバン・アクションRPG』●●●●●●◎●● ●●● ●●●●●●●● ●●●●●●●で、今までにサポートされた装備品(●●●●●●●)をまとめたものと、正誤表が収録されています。
     『メカニック』に合わせて、大小のメカ類が簡単に載せられています。
     「バーチャファイター」のデュラルのような全身メカが印象的でした。

     別冊には、金澤尚子女史のTRPG問題提言漫画がお約束です。
     今回は「TRPGに未来はあるのか」というお話です。
     現在でも広く通用している「TRPGはもうダメだ」という認識があります。
     これは『ナイスゲームズ』最終号のFC版『ダブルムーン伝説』の記事でも、その認識のもとに原作TRPGのコラムが載せられていました。
     「現在のTRPGはこの認識を打破しているんだ」ということを、いくつかの順を追って解説しています。
     この漫画を読んで、「TRPGの現状を打破して、明るい未来を作ろうとしているのはみんなFEARのゲームなんだ」というオチが必要だ、と思ったのは僕だけでしょうか。

     最後に、表紙の見出しにもなく忘れられても良いかのように、『エンターブレイン発売タロット・ファンタジーRPG』●●●●・●●・●●●●第2版の正誤表と質疑応答が、先程の●●●●●●●●のそれよりも小さな文字で掲載されています。
     しつこいようですが、『メカニック』を前面に出しているにもかかわらず、全く何の関係もない●●●●の正誤表です。
     しかし、コレだけのために1575円出す人も確実にいることを考えると、努力が涙ぐましく思えてきます


     一通り読んでみての感想ですが、『メカニック』という共通点を除けば、●●●●●・●●●●●本誌とあまり変わるところがありません
     しかも、前書きや対談で期待させていながら、そのあと●●●●●●でメカニックと関係のないリプレイが続くのは少々興ざめです。
     せっかく『メカニック』をやっているのですから、看板に偽りのないことをドーンとやっても良かったのではないでしょうか。
     前書きでTRPGを遊んだことのない人への言葉を書いていながら、載っているシステムを持っていない人にはほとんど内容が見えてこないのも問題アリかと思います。

     以上のことから、僕は両方の意味で、『これは別冊なんだ』と感じました。
     特定のテーマを取り上げていながら、それを完遂することさえままならず、そして『サポート誌』という枠の中から出ることができない
     だから、僕は●●●●●●●●の記事がなければ買わなかっただろうし、そしてこの本は●●●●●●のリプレイ目当てで買う人がかなりいるんじゃないかと思います。
     TRPGという、決して開放的じゃない空間のさらに内側で、FEARのサポート囲い込みはいつまで続くのでしょうか。

     バーチャルRPGボーイりういちは、「TRPGサプリ」5号を出そうと奮闘しているアトリエサードを応援しています。


    皇紀2662年4月1日 関東TRPGガイド

     皆さんは、TRPGの情報系サイトをどれ程利用しているでしょうか。

     インターネットでTRPGの情報が多く流通するようになって、個人やサークルにとどまらず、国内外のいろいろな情報を広く公開しているサイトが出そろいました。
     僕は情報系サイトを、『総合情報系』『論考系』『国内情報系』と大きく3つに分類してみました。

     1つ目は、TRPGの全体の情報を扱う『総合情報系サイト』です。
     TRPGに関することなら何でも取り上げるところで、それ程深くはならない傾向がありますが、情報量では群を抜くボリュームを誇ります。
     ここには永らくTRPG.NETが王者の座に君臨しています。
     以前活発に動いていたNT-RPG協会が、残念ながらだいぶ前に活動を終了しまい、競争相手がなくなってしまったと思われましたが、今年になってハーフエルフウォリアーネットワークが総合サイトとして新規オープンしました。
     オープン当初は、ホームページにあった管理人手書きのハーフエルフ画像があまりに絶望的なものだったため、コンテンツに入らずに避けてしまう人も少なくなかったと聞きますが、総合サイトとしての注目はそれなりに高く、TRPG.NETの語り部日報でも管理人のsf氏が「ライバル出現?」とわざわざコメントしていました。
     また、総合系サイトの中で、もっとも充実の度合いが目に取れるところといえばTRPG NEWSでしょう。
     1999年末の開設以来、ほぼ毎日更新の即効性と、スタッフ間の強い連携からくる取りこぼしの少ない収集姿勢によって、国内TRPGサイトでももっとも高い信頼性を獲得しています。
     もともとは管理人の森瀬あきよし氏個人の疑問から出たアイデアということですが、森瀬氏は以前『男はスーツ、女はフォーマル』を義務付けたコンベンション「真摯企画」の主催者だったこともあり、運営に対する熱意は素晴らしいものがあります。
     もちろん、TRPG NEWSは日本のTRPGサイトですから、情報のあるところにはもっと情報が集まってきて、毎週ではないにしても、更新チェック対象のサイトはどんどん増えています。
     しかし、TRPG NEWSは日本のTRPGサイトですから、100人のスタッフのうち最低1人は裏切り者である可能性も高く、何が起きるか予断を許しません。

     2つ目は、TRPGのレビューや資料を提供する、『論考系サイト』です。
     これには、老舗のRPG日本馬場秀和ライブラリーScoopsRPGなどが該当します。
     RPG日本は、年齢層の高いゲーマー向けに、ややカタめの論考を掲載しています。
     主催の鏡氏をはじめとして、常連の皆さんはとても紳士的な人ばかりです。
     残念ながら、その名前からコンピューターRPGのサイトと間違われることも多く、しばしば誤解を受けています。
     特に、Googleで"RPG"で検索すると、ランキングのトップに来ることもあって、これからさらに混乱が予想されます。
     馬場秀和ライブラリーは、一部で『信者』『粘着』が誕生するほどの人気を誇る、論考やコラム満載のサイトです。
     ここについて僕はあまり語りたくないので、直接ご覧になられる事をお勧めします。
     ScoopsRPGは、海外のRPG情報を中心に提供し続けています。
     米国RPGnetの翻訳記事が中心ですが、先の馬場秀和氏が定期的に長いコラムを書いていたり、国産TRPG作品のレビューも載っています。
     ここを見ていると、いわゆる『洋ゲー』の熱心なファンが、いかに国産を見下しているかが分かるようになります。
     『ロールプレイ指向』に食傷気味で、国産TRPGに失望しかけている方にはピッタリです。

     3つ目は、TRPGのサーチエンジンなどを、便宜上『国内情報系サイト』と名付けました。
     TRPGのサーチエンジンには、UHWLTRPGingの2大サイトがあります。
     UHWLは、当初は唯一のTRPGサーチエンジンとして重宝がられていました。
     しかし、1年以上大規模な更新がされないままで、当初発行されていたメールマガジンもすっかり忘れ去られてしまい、せっかくのTRPG NEWSとの連携もあまり生かされていないのが残念です。
     一方、TRPGingは堅調な伸びを続けていて、メールマガジンの発行回数もUHWLよりは多くなっています
     検索も強力になっていますので使いやすくなっています。
     また、いくつかの大規模サイトの中には、検索機能を付けたリンク集を用意していることもあって、これも簡易的なサーチエンジンということができます。
     でも、TRPG.NETの掲示板などで『登録募集中!』『絶好調!』と告知しているわりには登録数が少なく、しかも宮城県の某アクセスポイントから注目サイトを勝手に登録していってるだけということもあるので、登録した覚えのないサーチエンジンからのメールには注意が必要です。

     ところで、今までに取り上げた情報系サイトは、TRPG全般のマクロな部分を中心に取り上げています。
     一方、地域のTRPG活動の情報を取り上げるサイトも、もちろんあります。
     それが日本TRPGガイドです。
     もともとは熊本・広島・福岡から始まった活動ですが、TRPGの地域密着型情報を紹介するために、全都道府県のサイト構築が完成し、日本TRPGガイドはその中心的役割を果たしているだけです。
     各都道府県のTRPGサイトの登録やコンベンション開催情報の紹介などがメインですが、別にテレホタイムでもないのに内部サーバーエラーでCGIやメタサーチが使用できなかったりするのはなぜなのでしょう。
     各都道府県のTRPGガイドは、それぞれ各地の管理人が独自のデザインやアイデアで運営されています。
     基本的な内容はどこも同じで、地域内で活動しているサークルやコンベンションの情報を掲載したり、プレイヤーやマスターを募集しているゲーマーの声を載せたり、TRPGの扱っている店舗の情報を紹介しています。
     特に最も活発なのは、ガイドのスタート地点になった九州各県と、愛知や茨城などです。
     一方、地方になると管理人の不足や情報の不足などが問題になり、ガイドはあっても情報がなかなか集まらなかったり、栃木TRPGガイドのように閉鎖という事態も出てきています。
     日本TRPGガイドはそれを統括もせず、単に各県TRPGガイドのためのリンク集サイトになっているのが現状で、運営にばらつきがあっても放置プレイを決め込んでいて、さらにサイト自身の更新もしばらくされていないのが、見る人を不安な気分にさせてくれます

       そんな中、国内最大規模のガイドを擁するのが関東TRPGガイドです。
     風鈴亭を運営している水晶風鈴氏が、神奈川・東京・千葉の3ガイドを開設し、その統括として南関東TRPGガイドを設けました。
     後に、北関東の埼玉・茨城・群馬・栃木のTRPGガイドも創設され、南関東TRPGガイドが関東TRPGガイドに昇格して現在に至ります。
     それだけの大きなガイドを統括しているのだから、さぞかし活発な運営がされていると思いがちですが、その実態は、ただ単にガイドがない地域にガイドを取りあえず作っておこうというものでした。
     もともと水晶風鈴氏は風鈴亭でも、目的を絞りきれずに拡張を続け、管理できないほどに肥大させてしまった経歴の持ち主です。
     関東TRPGガイドでもその癖が現れています。
     もともと神奈川出身の風鈴氏ですから、神奈川と東京のTRPGガイドだけがチビチビと更新されているような状態があるだけで、他県のガイドはあってないようなもの
     まさに仏作って魂入れず盛る料理もないのに皿だけ並べているような、実に閑散とした状態です。
     東京TRPGガイドでも、大々的に更新されるのはコミケでのTRPGサークル出店状況くらいのもの、目的を誤ってます。
     僕が千葉のコンベンションで、ゲームの後に話をしていたら、千葉県某市在住のあるプレイヤー氏が、千葉のTRPGガイドを神奈川の人間が勝手に作ったことに強い不快感を表し、さらにあまりの内容のなさに「千葉を馬鹿にしているのか」と漏らしていたのを覚えています。
     そしてやっぱり、神奈川以外のTRPGガイドは新しい管理人を募集していました。
     茨城TRPGガイドはTRPG NEWS発起人の森瀬氏が引継ぎ、活気のある全く新しいものに生まれ変わりました。
     栃木TRPGガイドも引き継がれましたが、残念ながら3/31で閉鎖されています。
     これらのTRPGガイドに共通していることは、掲載する情報がユーザーからの提供に頼っている、いわば「受け」の運営がされていることです。
     土台を用意したから、肝心の情報を他人任せにしても充実するだろうという考えは虫が良すぎます
     もっと積極的な情報収集、例えばTRPG NEWSでやっているように、県内のTRPGサイトを自動ソフトでチェックして、更新があったサイトを紹介していくようなことがあっても良いと思います。

     関東TRPGガイドに話を戻すと、現在でもこの管轄下にある東京、神奈川などのTRPGガイドには、この手の情報系サイトには必ずといっていいほどある掲示板がありません
     掲示板がないということは、気軽に情報を提供しにくくなるリスクを負います。
     そして、掲示板がなくなったと同時に、こんな一文が追加されました。



     何があったのかは分かりませんが、水晶風鈴氏はよほどDreamcastがお嫌いなようです
     規格が非常に古いといってますが、Dreamcastのブラウザー「ドリームパスポート」シリーズはNetscape Navigator 3相当で、MozaicやInternet Exproler2ほどではないのですから、非常に古いということはありません。
     以前に使われていた掲示板でも、僕がドリームパスポートで入ろうとすると、JavaScriptでブラウザーチェックをして、わざわざ「●●でご覧下さい 予期しない表示になる恐れがあります!」と警告を出していました。
     そうすると、Dreamcastで使い難そうな掲示板を意図的に選んでレンタルしているのか?と考えることもできます。
     そのうち、ブラウザーチェックをしてInternet Exproler5.5以外には見せないようにでもするのでしょうか。
     僕は、ガイド系サイトは誰の環境の区別なく見られる環境が必要だと考えています。
     Dreamcastがネット人口を増加させた功績は大きいし、その恩恵はTRPGでも否定できないものです。
     しかし、そういう人をハナッから排除する関東TRPGガイドは、その排除に見合うだけの内容を備えていないのが余りにシュールです。
     ゲーム機ネットサーファーを相手にしないと事実上広言している関東TRPGガイドは、過去のサターンモデム・64DDは当然のこと、現在のPS2やゲームキューブ、そしてこれからのXBOXでのネットユーザーも相手にし続けないのでしょうか。
     そして、関東TRPGガイドも日本のサイトですから、いつDreamcastユーザーからの復讐があってもおかしくありません

     バーチャルRPGボーイりういちは、関東TRPGガイドを応援しています。




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