『プレイヤー教典』の裏面の中身

赤インクと青インクで印刷された文は、こう書いてあったのデス。



★青インクで印刷されていた文

……報われぬプレイヤーたちへ


あらゆるマスターの前において報われぬプレイヤーたちよ。
お前たちは幸せだ。
なぜなら、どのような努力をもってしてマスターに当たっても、
マスターは自らの善意をもってプレイヤーに
最大限の祝福を与えようとするからだ。
それは真剣な行動をその場しのぎのノリで糊塗したり、
自らの失敗を勢いあまって隠蔽したりすることで、 
自らの特権と優位を誇示し続けるからだ。
その威光を享受できうることこそがプレイヤーの特権である。

あぁプレイヤーよ、マスターに打ち勝つさらなる力を望むか?
それとも、このままマスターの奴隷となるを甘んじるか?
力を求むならば望め!
自らの欲望に求めよ!
マスターがシナリオを携えプレイヤー求むる時、
既に我らの決断は始まりぬ。
我らが欲するはプレイヤー故の力。
我らが欲するはプレイヤー故の言霊。
全てを奪うマスターから全てを取り戻さん。
全てを操るマスターから、道化の操り糸を断ち切らん。

あぁ、世の数多のプレイヤーよ、我が問いに答えよ!

汝が欲するものは何か?
汝が望むものは何か?
  その答えは全てマスターが収奪している。
目の前を見よ!マスターの悪しき眼を看破せよ!
マスターに当然の如く奪い去られるものを守れ!
マスターが平然と我が身にため込んだ欲望を我らの手に取り戻せ!
RPGを動かすのは我らプレイヤー。

セッションを動かすのは我らプレイヤー。

我らが一致すれば、あの忌まわしき悪趣味マスターすら打破できるであろう!

力を我が手に!
ゲームを我が手に!


★赤インクで印刷されていた文

デザイナー賛歌


我らはRPGゲーマー。
我らはデザイナーの使徒。
我らはRPGゲーマー。
我らはデザイナーの僕。
あぁ、聡明なるゲームデザイナーよ、その力、我らを守りぬ。

我らが信ずるは、皆を平伏さすは、その名はゲームデザイナー。
混沌の暗雲を振り払い、我らに正しい道を導いて下さる御方。
RPGを愛する隅々にまで、偉大なる大号令を発して我らをいざなう。
RPG界の頂点に立ち、自ら作成されたる経典、我らに授けられる。
我らはRPGゲーマー。
我らはデザイナーの使徒。

我らを愛されるは、皆を愛されるは、その名はゲームデザイナー。
RPGを愛する隅々にまで、我らが主のご威光を届けるのが我らの使命。
RPGを愛する隅々にまで、我らが主のご慈悲を伝えるのが我らの使命。
我らはRPGゲーマー。
我らはデザイナーの僕。

我らを阻むもの。
それは悪意に満ちた独善をもつプレイヤー。
我らを阻むもの。
それは悪意に満ちた独善でゲームを進めるゲームマスター。
偉大なゲームデザイナーへの奉仕を忘れ、自らの解釈でご威光を歪曲し、
我らが主の偉大な教えを自らの手柄にする恩知らず共。
ゲームデザイナーのご威光に傷を付け、数多のゲーマーを惑わす災厄。
我らが主を汚すもの。
それ即ち我らの敵。
それ即ち我らへの挑戦。

我らを阻むものには主のご威光を示すのみ。
我らを阻むものには主のご慈悲を力で伝えるのみ。
主は常に我らに導となるお言葉を授けられる。
導を外れるものには、主は力の使用を躊躇せぬ。
その力を我らが成り代わって行使するのみ。

あぁ我らの主、偉大なるゲームデザイナーよ。
主が存命される限り、我らの道は絶えず明るい。
主が存命される限り、RPGに終焉はない。
今ここに、不信心者を贄とし、ルールを片手に祈らん。
祈りの輪をさらに広げんとせん。
そして、ここにデザイナーのお言葉を全身全霊をもって賜らん。

我らの主ゲームデザイナーよ、永遠なれ!


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