デスクリムゾン2で解明された謎、そして新たな謎…

多くの謎を残したデスクリムゾン。
そのほとんどはデスクリムゾン2で解明された…かに見えた。
が、いまだ解明されていない幾多もの謎、
そしてデスクリムゾン2で新たに発見された謎に迫る!


1:KOT症候群の症状が違う?
 デスクリムゾンで猛威を振るったKOT症候群。『クイックジャパン』でのプレジデント真鍋とクソゲーハンター3人との対談の注釈で、「KOT症候群の影響で人びとは怪物になってしまった…」旨の記述がある。
 その一方、デスクリムゾン2では「罹れば狂って即死してしまう」とメラニート姫が言っているではないか!
 しかし、八並康はKOTの症状が出てから15分以内でムササビの血清を注射し、命からがら助かっている。KOTウイルスは20年でこんなに強化されてしまったのか?

2:ムササビは激減?
 デスクリムゾンで、環境を問わず元気に飛び回っていたムササビ。だが、デス2ではアッシムの館で1頭、『ムサピィ』が登場したにすぎない。なぜか?
 ムササビの血清はKOTの特効薬だった(デス2)。とすれば、ムササビはKOTに対して何の影響もなく、それどころか精力剤として使われていたのではなかろうか?この仮説なら、デス1でムササビが大量に繁殖していたことが説明できる。
(人間も動物である以上、同じことがないとは言えない。中世[だったけ?]ヨーロッパでは、南米よりジャガイモが伝わったことにより、爆発的に人口が増加した。アイルランドでは以前の10倍にもなったという)
越前がKOTをまいていたデスビスノスを倒したことにより、大量繁殖の恩恵を受けていたムササビのほとんどが子供を残せなかった、とも考えられる。

3:マシンガンは別に持っていたのか?
 クリムゾンの"Evolution"メーターが上がるにつれて、溜め撃ちとしてマシンガンが使えるようになっていた。だが!ストーリー上、最初の「アゼリアストリート」と「ダッハウ倉庫」ではクリムゾンを持っていない!にもかかわらず、"Evolution"メーターはあるし、溜め撃ちもできるようになっている。
 だとすると、その時の康とユリは、銃の他にマシンガンを持っていたのだろうか?
("Evolution"メーターが上がるにつれて溜め撃ちの時間が長くなることを考えると、より多くの弾丸をマガジンに装填して発射することのできる、サブマシンガンを所持している可能性の方が高い。携行弾数が多いということは、それだけ装填にも時間がかかるということだ)

4:『オーノー』の声の主は?
 デスクリムゾンでは佐藤やムササビを誤って撃ってしまった時に、越前が棒読みで『オーノー』と叫んでいた(これは昨年10月のプレビュー99で真鍋社長自ら説明している)。しかし、ポルベニール大学内の戦闘シーンにおいて、男の佐藤を撃っても女の佐藤を撃っても、同じ『オーノー』であった。となると、一体誰が?
 クリムゾンが喋っているという説が最も有力だが…?(それだと、追加ステージのダッハウGで沸いてくる佐藤の場合は?)

5:頭を撃つなといわれても…
 砂漠の中で、アルガに「頭を撃つな」と言われるバーミヤ。だが、その(弾頭を飲み込んでいる」バーミヤを撃たないことには一気に10クレジットほど奪われてしまう!だまされた!さすが砂漠の盗賊だ!

6:命を落とす奴が多いのはどんな夜だ?
 ストーリーモードの冒頭。ダニーの居城に車で乗り付けるザザ提督。そこに被さる越前康介のナレーション…『こんな夜には命を落とす奴が多い』
 では、こんな夜とは一体どんな夜なのだろうか?だいたい、どんな夜でも誰かが命を落としているじゃないか(!?)。キャッスル・ダニーの門の前にある篝火が、赤い布に下から風を送っているようにしか見えない夜だろうか?それとも、デス1のサロニカやサファール遺跡のように、昼とも夜とも付かないとても青い空の夜なのだろうか?

7:クチビルは進化?退化?
 デス1の「シャナファーラ」で登場以来、クリムゾナーの心をつかんで放さない『クチビル君』。1ではケラケラ笑いながら越前のライフを削り取っていったが、2ではその自慢のクチからレーザーを吐いている。それもイヤというほどに。直接攻撃を覚えたことで進化したのだろうか?
 追加ステージの「エルミデF」に登場したメタルクチビルは凄まじい攻撃力だったが、レーザーを吐かずに笑いながらダメージを与えるともっと怖かった?

8:リリーはなぜ死んだ?
 ユリがサファールに向かう途中、迷い込んだSMOの実験施設らしき建物で見たもの…それは、実験台に乗せられた母リリー・ローゼンバーグの遺体だった。SMOは表向きは製薬会社なので、遺体を実験台に使うということは有り得ない話ではない(医科大学では献体という方法で研究目的に使われている)。だが肉体よりも、むしろ精神科医の脳を分析することで、ジョブス・マクネリー・ゲイツなどの精神面を強化する目的が強かったと考えられる?
(…が、人間は死んだ直後から脳組織の崩壊が始まっている。どうやって精神科医の頭の中を覗こうというのか?)

9:越前は幽体?
 デスクリムゾン1でデスビスノスを倒し、KOTの蔓延を防いだ越前康介(コンバット越前)。だが、クリムゾンから発せられる(メラニート姫が注ぎ込んだ)今日により絶望の縁をさまよい、そして実体が消えてしまった!
 ポルベニール大学のグレッグの部屋で、クリムゾンを手にしたハチコウ、そしてユリに警告を発する越前。クリムゾンを通じて精神を通いあうことができるのか?
 1996年、越前はクリムゾンと融合していた。だからこそ3種類のオプションパワーを引き出せた。だが、『融合』ということは、越前の精神は当時すでにクリムゾンに吸収されかかっていたとでもいうのか?

10:ユリはできちゃった?
 女性の扱いは苦手な越前康介と、精神科医のリリー。計画的人生よりも行き当たりばったりの人生を選んでしまう元傭兵の医者と、他人のココロを読むのに長けた医者。医者同士の通じるものが会ったのか?
 91年の湾岸戦争の際、中東に出征する米軍兵士の多くが、その前夜に愛妻と愛情を交わしたという(こうして生まれた子供達は「ガルフ・ベイビー」と呼ばれた)
 自分が命を落とすかもしれない時に、男は自分が生きていた証を残すという。越前は自分が死ぬかも知れない衝動に突き動かされるものを感じて、リリーを相手に自分の体を突き動かしていたのだろうか?
 …にしても、生まれたユリはこの事を知らされていない様子。果たして、ユリが自分の父の事実を知った時、どのような衝撃を受けるだろうか?

11:『私の大切な人』はどう大切か?
 ストーリーモードのラスト。康がメラニート姫に連れられて祭壇の奥に消える際ににユリが発する言葉…「私の大切な人だから」
 ユリにとって、康はどう大切なのか?
 『暗黒ギャルゲーシューティング』であるからには、康とユリは普通に結ばれても何の問題はない(いや、普通の結ばれたのなら問題がなさすぎるか?)。しかし、『暗黒』であるからには…、精神の狂気を共有できる「大切な人」なのか?越前の魂の叫びを共有できる「大切な人」なのか?単に一方的に依存しかかっているだけかもしれない。でも、それじゃつまらないなぁ。

デス2によって、デス1の謎が少しづつ解明されつつある。が、まだ解明されていない部分は多い。デスクリムゾン3で全てが解明される事を願おう。
(つーか、解明されないまま終わる可能性も…。全てはプレジデント真鍋の気持ち一つか、それともデス魔王の気紛れか、あるいは沈静化したクリムゾナー達の熱意か、はたまた※か??)
しばくぞてめー!
オーノー